王女・シエルナ

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フルネームはシエルナテルノ・フォーリナ・フォレストエデン。生粋の西の森王都の王族。

出生と共に魔王に拐われ、女勇者リディアに救われる。
拐われた際に生母ロゼリアが亡くなり救い出ししてくれたリディアに育てられるも、
6歳の時に魔王の残党に拐われかけ、リディアを失う。
それ以来王城よりも魔法防御が高い教会に隠れるように泣き過ごすしていたが、
そこで出会った見習いシスターに励まされ徐々に活力を取り戻してゆく。
リディアの残した弟であるセレスの病気を治すために治療方法を探したり、
メイドのアンの行動力にならって格闘技を身につけたりし前向きになるも、
14歳の時に自分を拐いにきた魔物により教会が炎上全焼し心の拠り所だった見習いシスターを失う。
その傷心のあまり城の塔に籠り「ここで誰にも合わなければ巻き込むことはない」と一歩も外に出なくなった。
シエルナが塔に籠もっている間に教会の本拠地である聖都から聖騎士として遣されたレインによって、
郊外の屋敷に隠れ住んでいたリデルを魔物の襲撃から救いセレスの病を治し二人の勇者の証を借り受け、
封印の為に旅立つ直前にドア越しにひとつの「約束」をし、一度も顔を合わせる事なく見送った。
魔神封印により狙われる脅威から解放され自分を取り戻す。
予言をふまえてレインとの婚姻を望んでいるように振る舞うが、なによりレインと交わした「約束」に殉じている。
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