古王族三家のひとつ、籠龍(ごりゅう)の一族、龍憑きの種族(インドラゴン)とも呼ばれる。
フルネームはレインディル・籠殿(ロウデン)。
レインディルはユーリが付けたこちらでの名前、ロウデンは母方の性。
本名はレイガ・コウガ(零芽・虹駕)本人は忘れている。
龍を籠めた魂を宿しその力を施行する事ができ、その宿した龍の能力により力の差が異なる。
良き龍を宿した一族の娘を「籠女」(かごめ)と呼ばれ重宝され、
龍を宿さない娘をの事は「笊女」(ざるめ)と呼び蔑まれた。
レインの母親は一族の君主の生まれの高貴な身分だったが笊女であり、
一族の中で最も優れたレインの父親との婚姻は許可されていなかったが、
遠征先の異国の地で結ばれ帰国途中の海辺の教会でレインを出生した。
出産後、故郷の異変に巻き込んではいけないとユーリに託し両親のみ帰国し連絡が途絶えた。
閉ざされた故郷に渡るための手段を探し教会を転々とし王都にたどり着く。
故郷の異変だけでなく王女が狙われていることを知り、勇者を探すが見つからず、
自らが立ち、神の道に辿り着き記憶を供物にし魔神を封印した。